今回のランキング記事公開にあたり、多くのご意見をいただいております。 特に、既存のVTuber文化に対して攻撃的・嘲笑的なスタンスを取る配信者が上位に表示されることに対し、「不快である」「見たくない」「そもそもVTuberではない」というお声を多数拝見しました。


運営者として、そのお気持ちは痛いほど理解しております。平和で温かい「推し活」のコミュニティを大切にされている皆様にとって、その文化を否定するような言動を行う配信者が、同じランキングという土俵に並べられることは、心理的に非常に辛いことだと思います。


しかし、VSTATSとしては、今回の配信者をランキングから除外することはできません。 当サイトがどのような基準で「VTuber」を定義し、計測しているかをご説明させてください。


1. 「自称」ではなく「技術的実態」による判断

VSTATSでは、配信者が自らをVTuberと名乗っているか(自称の有無)に関わらず、以下の技術的要件を満たしている実態があれば、機械的に集計対象としています。


【VSTATSにおける計測要件】 フェイストラッキング等の技術を使用し、演者の表情や動きをリアルタイムに反映させたアバターを用いて活動を行っていること。


これは、データの客観性を保つためのルールです。 もし「本人が名乗っていないから除外する」としてしまえば、明らかにVTuber的な活動をしているのに「私はYouTuberです」と言い張る配信者をランキングから漏らすことになり、実態とかけ離れてしまうからです。 今回話題となっている配信者も、この技術的要件を完全に満たしているため、計測対象となります。


2. 活動内容による唯一の「除外規定」

ただし、技術的要件を満たしていても例外的に除外するケースが一つだけあります。 それは、「活動の主目的がゴシップ(他者への毀損・攻撃・未確認情報の拡散)にあるチャンネル」です。これらはVTuber文化、ひいてはクリエイター文化の発展に寄与しないという判断から、集計対象外としています。


一方、今回話題となっている配信者(TheBurntPeanut氏など)に関しては、その芸風やファンコミュニティのノリに批判の声はあるものの、活動の実態はあくまで「ゲーム実況」や「時事解説」を主とするクリエイターです。 「芸風が過激である」「マナーが悪い」という理由だけで、配信者としての実績(視聴時間)まで無効にしてしまえば、それは運営者の恣意的な検閲になってしまいます。


「活動実態がクリエイティブであるか、他者への攻撃そのものであるか」 この一点を明確な境界線として、VSTATSはデータを記録しています。


3. 今後の対応:NG機能の実装(完了)
とはいえ、皆様に不快な思いを強いることが本意ではありません。 データの客観性は維持しつつ、皆様がご自身の精神衛生を守れるよう、本日「特定の配信者をランキングから非表示にできる機能(NG機能)」を実装いたしました。

ランキング表の各項目にあるボタンを押すことで、その配信者を個別に非表示に設定できます(設定はご利用のブラウザに保存されます)。

「数字の事実は消さないが、見たくない権利は守る」。 これが、データサイトとして皆様に示せる最大の誠意だと考えております。より快適なランキング閲覧のために、ぜひご活用ください。