VSTATSでは、Youtube Data APIが瞬間的に視聴者数を急増加させるバグ(通称「Zバグ」「心電図バグ」)および、プラットフォームによる自動転送(レイド・リダイレクト)に対応するために、
以下の基準を満たす場合、その計測された視聴者数を最大視聴者数の集計から除外しています。
影響を受けるのは最大視聴者数のみで、平均視聴者数、総視聴時間には影響を与えません。

この基準は今後の検証の結果変更する場合があります。

(2024年7月27日追記)
頂点が2つあるような形に対応するために、基準同接(B)の判定区間を前2分後3分から前後3分に変更します。
この変更は7月27日以降の配信に適用します。

【2023年9月1日以降適用の基準】(修正点は赤字)

最大同接(A)と、基準同接(B)(その1分前~2分前のうち最小値(B1)又は1分後~3分後のうち最小値(B2)のどちらか大きい方(B=max(B1, B2)))を計算し、
最大同接(A)に応じて、次の基準を満たした場合に除外対象となります。
(1) A >= 55,000 の場合 A - B >= 5,000
(2) 55,000 > A >= 8,800 の場合 A / B >= 1.10
(3) 8,800 > A >= 4,800 の場合 A - B >= 800
除外対象となった場合、上の場合に応じて除外基準(C)を求め、最大同接の2分前~3分後の同接が除外基準以上だった場合も一緒に除外されます。
(1)の場合 B + 2,500 以上
(2)の場合 B × 1.05 以上(小数点以下切り上げ)
(3)の場合 B + 400 以上
また、除外判定をした場合には、次の最大値についても再帰的に判定をします。

ただし、次のいずれかに該当する場合は除外をしません。
(1)配信内容を考慮した場合、自然な視聴者数の増加・減少であると考えられる場合(お披露目や試合等の決着場面など)
(1)においてレイド・リダイレクトによる増減は「自然な視聴者数の増加」とならないと判断します。
(2)最大値を記録した時間がその配信の最終計測であった場合

【過去の変更履歴】


【2023年1月29日以降適用の基準】(修正点は赤字)

最大同接(A)と、基準同接(B)(その1分前~2分前のうち最小値(B1)又は1分後~3分後のうち最小値(B2)のどちらか大きい方(B=max(B1, B2)))を計算し、
最大同接(A)に応じて、次の基準を満たした場合に除外対象となります。
(1) A >= 56,000 の場合 A - B >= 6,000
(2) 56,000 > A >= 8,400 の場合 A / B >= 1.12
(3) 8,400 > A >= 4,500 の場合 A - B >= 900
除外対象となった場合、上の場合に応じて除外基準(C)を求め、最大同接の2分前~3分後の同接が除外基準以上だった場合も一緒に除外されます。
(1)の場合 B + 3,000 以上
(2)の場合 B × 1.06 以上(小数点以下切り上げ)
(3)の場合 B + 450 以上
また、除外判定をした場合には、次の最大値についても再帰的に判定をします。

ただし、次のいずれかに該当する場合は除外をしません。
(1)配信内容を考慮した場合、自然な視聴者数の増加・減少であると考えられる場合(お披露目や試合等の決着場面など)
(2)最大値を記録した時間がその配信の最終計測であった場合


【2022年9月1日以降適用の基準】(修正点は赤字)
最大値(A)が、その1分前~2分前のうち最小値(B1)又は1分後~3分後のうち最小値(B2)のどちらか大きい方(B=max(B1, B2))よりも
【12%(A/B>=1.12)かつ1500以上】又は【5000以上】増加している場合、
Aを瞬間的な急増加として最大視聴者数の集計から除外し、
Aの2分前~3分後の視聴者数(C)が次の式を満たす場合(C>=B*1.06)、そのCも最大視聴者数の集計から除外します。
ただし、次のいずれかに該当する場合は判定をしません。
(1)修正前の最大視聴者数が10000人未満の場合

※修正点:6月・7月の配信について検証した結果、誤判定を少なくするために一定の条件に該当する場合について判定しない事にして、基準を厳しく設定しました。

【2022年8月11日設定の基準】(修正点は赤字)
最大値(A)が、その1分前~2分前のうち最小値(B1)又は1分後~3分後のうち最小値(B2)のどちらか大きい方(B=max(B1, B2))よりも
【15%(A/B>=1.15)かつ1500以上】又は【5000以上】増加している場合、
Aを瞬間的な急増加として最大視聴者数の集計から除外し、
Aの2分前~3分後の視聴者数(C)が次の式を満たす場合(C>=(A+B*2)/3)、そのCも最大視聴者数の集計から除外します。

※修正点:最大同接との比較をする基準を2分前~3分後を対象にすることで、現状のZバグに対応しやすくしています。

【2022年8月9日設定の基準】(修正点は赤字)
最大値(A)が、その2分前又は2分後のどちらか大きい方(B)よりも
【15%(A/B>=1.15)かつ1500以上】又は【5000以上】増加している場合、
Aを瞬間的な急増加として最大視聴者数の集計から除外し、
Aの1分前又は1分後(C)が次の式を満たす場合(C>=(A+B*2)/3)、そのCも最大視聴者数の集計から除外します。
※修正点:1分前または1分後の除外判定について、BからAの増加分の1/2以上の場合に除外する判定から、1/3以上の場合に除外するように少々厳しくなりました。

【2022年8月4日設定の基準】
最大値(A)が、その2分前又は2分後のどちらか大きい方(B)よりも
【15%(A/B>=1.15)かつ1500以上】又は【5000以上】増加している場合、
Aを瞬間的な急増加として最大視聴者数の集計から除外し、
Aの1分前又は1分後(C)AとBの平均より大きい場合(C>=(A+B)/2)、そのCも最大視聴者数の集計から除外します。